3月〜4月は新幹線出張シーズン
仕事柄、3月〜4月は出張が増え東海道新幹線N700Sを利用する機会が多くなります。ビジネス利用が多い7号車を愛用していますが、実はこの時期の新幹線には鉄道ファンならではの隠れた楽しみがあるんです。
富士山を見たいなら「E席」を狙え!
東海道新幹線で富士山を見るなら、座席選びがすべてです。
普通車は3列席(A・B・C)と2列席(D・E)に分かれていて、この並びは東京行きでも新大阪行きでも変わりません。つまり山側は常にE席、海側は常にA席です。
下り(東京→新大阪)ならE席は進行方向右側、上り(新大阪→東京)なら左側にあたりますが、どちらの向きでも富士山が見えるのはE席。左右で覚えるより「E席」で覚えるほうが確実です。
富士山が見えるベストスポットは新富士駅〜静岡駅付近。天気が良く空気が澄んでいる冬〜春先が最もきれいに見えます。午後は雲がかかりやすいので午前中の便がおすすめです。
朝の上りは、E席でないと車窓そのものが見られません
もうひとつ、朝の上り(新大阪→東京)に乗る方にお伝えしたいことがあります。
朝の上りは東に向かって走るため、A〜C列には朝日が正面から差し込みます。まぶしいので、この側はたいていカーテンが閉まったまま。せっかく晴れていても、海側の席では車窓を眺めること自体ができません。
その点E席側は北を向いているので日差しが入りにくく、カーテンを開けたまま外を見ていられます。朝の上りは、E席かどうかで車窓の有無が決まると言ってもいいくらいです。


仕事中にアナウンスが!急いでカメラを構える
今回の出張では車内で仕事に集中していたところ、突然「進行方向左手にきれいな富士山がみられます」というアナウンスが!
慌ててカメラを構えてパシャリ。仕事の手を止めた甲斐がありました(笑)。このアナウンスは条件が揃ったときだけ流れる特別なもの。聞こえたら迷わずカメラを向けてください!
E席に座っていよいよ富士山とのご対面。mascotsたちは窓に顔を押し付けるようにして富士山を眺めていましたが、しばらくして「あの山、帽子かぶってる!」とひと言。山頂に積もった雪を帽子と勘違いしていたのです。雪を見慣れていないmascotsたちらしい、愛らしい発想でした。確かに言われてみれば、白い雪をかぶった富士山のシルエットは帽子をかぶった姿に見えなくもありません。そんな新鮮な視点で眺める富士山もまた格別でした。
ビジネス利用に最適な7号車
7号車はビジネス利用者が多く落ち着いた雰囲気で、コンセント完備・テーブルも広めと仕事環境が整っています。E席を予約しておけば富士山もしっかり楽しめる、一石二鳥の座席選びです。
N700Sは2020年デビューの東海道新幹線最新型車両。全席コンセント付きでWi-Fi完備。乗り心地も大幅に向上しており、長距離出張も快適です。
新幹線で富士山を見るためのポイントまとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| おすすめ座席 | E席(下りは進行方向右側/上りは左側。どちらも富士山側) |
| よく見える区間 | 新富士駅〜静岡駅付近 |
| よく見える季節 | 冬〜春先(空気が澄んでいる時期) |
| 狙い目の時間帯 | 午前中(午後は雲がかかりやすい) |
| 朝の上りの注意 | A〜C列は朝日でカーテンが閉まりがち おすすめ車両 |
| おすすめ車両 | 7号車(ビジネス利用者向け・落ち着いた雰囲気) |
E席の指定はスマートEXで
mascotsたちは東海道新幹線の予約に「スマートEX」を使っています。年会費は無料で、E席の指定もアプリから選べます。出発6分前まで変更できるので、出張の予定がずれたときに助かりました。モバイルSuicaと連携しておけば、そのまま改札を通れます。
富士山を狙うなら、前日までにE席を押さえておくと安心です。
E席側の車窓は、富士山だけではありません
E席が良いのは富士山だけが理由ではありません。浜名湖も伊吹山も、E席側の車窓です。
浜名湖(静岡県) 新幹線が橋の上を走るときに見えます。狙って待ち構えるというより、ふと窓の外に目をやったときには通り過ぎている、という一瞬の車窓です。
伊吹山(滋賀県・岐阜県) 関ヶ原付近で見える伊吹山も、調べてみるとE席側でした。恥ずかしながらこれまで意識したことがなく、次の出張では狙ってみようと思います。
次の出張では窓の外にも注目してみてください。移動時間がもっと豊かになるはずです。
N700S 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| デビュー年 | 2020年 |
| 運行路線 | 東海道・山陽新幹線 |
| 最高速度 | 285km/h(東海道)/300km/h(山陽) |
| 「S」の由来 | Supreme(最高の)の頭文字 |
| 特徴 | 全席コンセント・高性能ブレーキ・乗り心地向上 |
まとめ|出張でも鉄道の楽しみを忘れずに
仕事中でもE席を予約しておくだけで、富士山というご褒美が待っているかもしれません。次の出張・旅行の座席予約の参考にしてみてください!


